心理エントロピー あかさたな 意識に悪影響を与える主な原因のひとつは、「精神的な混乱(disorder)」です。 これは、いま自分がやろうとしていることとぶつかったり、その行動を妨げるような情報のことです。 この心の混乱は、私たちが感じる痛み、恐れ、怒り、不安、嫉妬など、さまざまな形で現れます。どれも共通しているのは、「自分が本当に集中したいこと」に注意を向けられなくなってしまうことです。 こうした混乱は、私たちの注意を望んでいない方向に引き寄せ、 本来自分が集中したいことに自由に注意を向けることができなくなってしまいます。 うまく集中できず、心の働きが非効率になる状態――それが「心的エントロピー」と呼ばれるものです。 私たちは、目にするすべての情報を「それが自分の目標にとってどういう意味を持つか」で自然と判断しています。 つまり、その情報が「じゃまになるのか」「助けになるのか」「どちらでもないのか」を考えているのです。 たとえば、株価が急に下がったとします。 銀行家は「まずい」と不安になるかもしれません。 でも、社会を変えたいと思っている政治活動家にとって
シジフォスの苦行 なにこの仏みたいな岩 シジフォスという人は、神さまから「大きな岩を山の上まで押し上げる」という罰を与えられました。でも、その岩は山のてっぺんに着くと、また下まで転がってしまいます。だから、シジフォスは何度も何度も、同じことを繰り返さなければいけません。しかも、それは永遠に終わりません。 この話は、私たち自身の姿を象徴しているように感じます。掃除や洗濯、仕事に家事──終わりのない日々の繰り返し。 私たちの暮らしも小さな繰り返しの積み重ねなのです。 この物語は、私たちの生活の日常を描いているように思えます。しかし一般には地獄の定義として解釈されます 逃げ道はないのです。人生とは、ただ岩を押し続けることにほかなりません。 ただ「押す」という行動そのものに集中することです。あれこれ考えず、ただ押す。ただ、それだけです。見返りを求めたり、評価されたいと思う必要はありません。 ただ押す。押す。押す。 岩みたいな仏